【雪が融けているときの温度って?】

2020年2月8日

皆様にお詫びします。

融雪屋として失格でした。

これまで改めてマジメに観察したことがありませんでした。

わかりやすい写真が撮れたのでご紹介します。

1枚めの写真は空気熱ヒートポンプと呼ばれる
エアコンの親戚のような方法で空気中の熱を
汲み上げる方式の融雪を行っているところです。

駐車車両の真下が融雪されているのですが、
融雪範囲の表面温度は0℃~4℃ほどです。

流れている温水の温度は20℃ほどですが、
コンクリート舗装表面には雪と融雪水が入り混じって
存在しているので、見た目の温度はまちまちに
なっています。

2枚めの写真は国道117号線(当社前)の消雪パイプ
から水が出て雪を融かしているところです。

道路の表面温度は0℃~5℃ほど。

地下水の温度はその土地の年間平均気温とほぼ同じ
だと言われていますが、配管内を流れるときに
多少熱損失があるのでおそらく地表面に噴き出すときには
12℃ぐらいになっているはずです。

それがアスファルト舗装表面を流れる間に
大気に放熱し、地表の雪と融雪水に放熱しながら
路肩へ流れていくときにはやはり0℃ほどになるのですね。

放射冷却でグッと冷え込んだ朝など、消雪パイプの
水から湯気が出ているのを見ることがありますが、
あれを触っても私たちの体温よりは低い温度ですので
熱く感じることはありません。

川の水面にもやが立つのと同じことですね。

床暖房を行うときの目標表面温度は28℃~32℃ほどが
快適と言われますが、融雪を行う時は目標表面温度
4℃くらいを目標にすると良さそうです。

ただし、どんどん降ってくる時はそれを維持するだけの
熱を持続的に供給し続ける必要があるわけですが…。

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