雪国、新潟県では積雪量が2m、3mにも達することもあり、
伝統的に屋根の雪を人力で除雪する「雪下ろし」が行われてきました。
しかし雪下ろしは危険作業であるため
近年、屋根そのものの勾配を4/10(∠22°)以上として
雪が自重で自然に滑り落ちる「自然落下」または「落雪屋根」も多くなっています。
H様邸では板金の劣化を心配され、雪の滑りが良く
長期耐候性にも優れたフッ素樹脂塗料を採用しました。
落雪屋根では積もりたての柔らかいうちに
雪が滑ってくれる方が危険も少なく、
また音や衝撃も小さくて済みます。
経年劣化で塗膜が剥がれたり、板金表面が荒れたりすると、
雪の滞留時間が長くなるため、屋根上で硬く凍りつきます。
やがて氷の塊となって滑り落ちるときには、塗膜表面を
傷つけるため、劣化を早めることに繋がります。
そのため降雪地ではメーカー公称耐用年数に対して
6~7割程度の耐用年数に縮まると
考えておいた方が無難かもしれません。
落雪屋根の調査、修繕のお見積は北越融雪へご連絡ください。
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