融雪(点検)

融雪設備の点検

融雪設備の点検は自動車の車検と同じように毎年定期的に行うことがおすすめです。 温水(ボイラー)式でも電気(ヒーター)式でも、安心の料金設定。
きちんと内容をご説明のうえ、料金表をお示しして、丁寧に対応させていただきます。

冬、雪がしんしんと降っている夜中にボイラーやセンサーが故障すると、朝起きてみて雪が沢山積もっていてビックリ!なんていうことにもなりかねません。
特にボイラーは常時在庫していませんので、ご連絡を頂いてからメーカーに発注するため、納品まで早くて2日程度かかります。
その後入替え作業に2日程度かかると考えれば故障してから4~5日は雪が融かせなくなってしまいますので、点検作業を行って早めの不調発見と部品交換を済ませておくことがおすすめです。


最近、こんなご相談が増えています

ケース1:「今年から点検料金が20,000円に上がります!」

融雪設備の点検は「点検基本料金がいくら」「移動交通費がいくら」と地域別に分かれた明朗な料金体系をお示しして、ご不明の点が無いようご説明を差し上げています
将来、万が一料金改定があるとしても毎月お届けする広報誌により事前にご連絡を差し上げますので、ご安心ください。

ケース2:「そろそろ入替え時!もう故障しますよ!」

毎年安心してご使用頂くための点検ですので、設備機器に老朽化や異常が見つかったときには早め早めにお伝えさせて頂きます。
メーカーから交換部品が供給されている期間であれば、部品交換をご提案致しますし、部品保持期限が終了した機器に関してはあらかじめその旨をステッカーでお知らせ致しますので、不要不急の機器入替えを押し売りするようなことはありません


融雪設備の点検メニュー

点検対象設備:屋根融雪・路面融雪ほか。温水式、電気式問わず。


点検内容等
基本点検内容① 機械室および機器類の外観点検
② 熱源機の試運転と状況確認
③ システム全体の試運転と状況確認
 (圧力調整)
④ 不凍液濃度や量の確認(※)
⑤ ヘッダーや配管からの漏れ確認
⑥ センサーの動作確認
⑦ 絶縁試験(電気式)
別途有料オプション
・シーズン中の緊急対応
 (例:灯油切れによる配管空気抜き等)
・機器消耗部品代及び交換工料
・不凍液代と注入、試運転工料
・シーズン中巡回点検
・シーズン終了時の切替点検作業、ほか

こんな時は早めにご相談ください

1.不凍液が漏れている

当社のシステムでは主にプロピレングリコールという不凍液を使用しており、着色料によってきれいなピンク色に色付けしてあります。
この不凍液は粘性が高く手で触るとヌルヌルすることと、多少甘い匂いがすることも特徴ですが、軒先・雨樋・天井などがピンク色に濡れていたり、機械室の床にピンク色の水たまりができている場合には不凍液漏れの心配があります。
漏れている系統のバルブを閉めることで被害を最小限に食い止めることができますので、早めにご相談ください。

2.燃料が漏れている

灯油も都市ガス( LNG )も特有の刺激臭がします。どちらも漏れの程度によっては火災・爆発などの事故に至る可能性が否定できませんし、漏洩した燃料代そのものも高額な損失になりますので、早めにご相談ください。

3.ボイラーから煙が出ている

ボイラーの煙突から出る排気は着火直後のみ白煙で、定常運転に入っていれば目視できない程度の透明な煙になります。
この白煙は缶体や排気経路が冷えていることによる水蒸気の蒸発であり、通常ならば着火後1分程度で収まります。
引き続きずっと白煙が出る場合は缶体に孔が空いて不凍液が燃えている可能性がありますし、黒煙が出る場合は缶体内部での不完全燃焼によるススが排出されている可能性があります。
どちらもボイラーの致命的な故障に至る可能性が高いため、早めにご相談ください。

4.スイッチを入れるがボイラー/ポンプが動かない

この場合、
①分電盤のブレーカーが落ちている
②リレー盤のブレーカーが落ちている
③ボイラーのコンセントが抜けている
④オイルタンク/オイル配管/ガス配管のコックが閉まっている
⑤オイル配管経路のオイルメーター/オイルストレーナー/ノズルが詰まっている
⑥ボイラーリモコンのスイッチがOFFになっている
⑦自動運転モードになっているがセンサーの感度が落ちている
⑧コントローラーの設定が誤っている
…など、いくつかの原因が考えられます。
軽微な理由による場合もありますが、実はボイラー/ポンプ自身の故障である可能性も否定できません。
早めにご相談ください。

5.ボイラー/ポンプから異音・異臭がする

配管の不凍液量が少ないか、あるいは配管に空気層の混入がある場合、ポンプの運転に伴って「ガラガラガラ…」という音がする場合があります。
このほか前出のコック開け忘れや配管詰まりなどでオイル配管に灯油が送られない状態で燃焼を始めようとするとボイラー内部の電磁ポンプから「ジーッ、ジーッ…」という音がするばあいがあります。
また、缶体破れなどにより不凍液が燃料とともに燃えていると排気に甘ったるい匂いがしますし、缶体の底が抜けると機械室内に煙が漏れる場合もあります。
これらの場合、融雪効力が落ちたり、機械の致命的な故障に至る可能性がありますので早めにご相談ください。

6.機械は動いているが、雪が融けていかない

ボイラーの電源が入っておらず、ポンプだけが回っていると加温されない不凍液が回ってしまい、機械の動作音だけがして雪は融けません。
まずはボイラーの電源コンセント差し込みと、ボイラーリモコンのスイッチを確認してください。
温度計の針が行き戻りとも数十℃に上がっているのに雪が融けていかない場合は、雪が湿っていて比重が重いため融雪能力が追いついていない場合や、雪を溜めてから運転を開始したため雪と融雪面の接触部分で空洞化が起きている可能性があります。
危険が少なければ一度除雪を行うか、高所・急勾配などで危険性が高い場合には長時間運転を行ってください。


>ペレットストーブとは

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