降ったりやんだりの十日町です。
会社倉庫の屋根雪が1.5mを超え、今季一度も除雪をしていなかったので5人がかりで雪下ろしをしてもらいました。
南国の方には想像しにくいことなのですが、雪は降り積もってからの時間経過とともにだんだん固くなっていきます。
土木分野では「圧密沈下」「圧密沈降」などと呼ばれるのですが、降ったばかりのときは氷粒子、空気、水が疎な状態で存在するのですが、上から上から新しく雪が降り積もることで下層ほど上部からの圧力(重力)が大きく働き、つぶれながら固くしまってゆくのです。
降りたてで嵩密度(かさみつど)が低いうちは良いのですが、時間がたってガッチリと締まった雪をおろすのにははなかなか骨折りのさぎょうです。
初めのうちこそザクザクと掘り進めたのですが、休憩の時にはクタクタになっていたようです。

屋根軒先から落とした雪は地元土建業者さんにお願いして駐車場の隅に押しやってもらいます。

5人がかりでドサドサ落とした雪は人力ではとても片づけられませんが、大型のホイールローダーにかかればアッという間に削られ、みるみるなくなって行くのでした。

屋根に上がってくれた社員の皆さん、ありがとうございました!
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