【 屋根融雪 | 工事費も燃料代も節約する部分融雪 】 落雪・融雪 共存 新潟県十日町市

近年、石油・ガス・電気とも価格が高騰しています。

30年以上前、当社が屋根融雪の仕事を始めたばかりの頃は灯油価格も1Lあたり30円台でしたし、燃料代が家計を圧迫することも多くなかったようですが、現在では燃料価格が約3倍となり慎重に使われるお客様が多いこともうなづけます。

そういった社会環境の変化にお応えすべく、屋根の雪を「すべて熱エネルギーで融かさない」という設計も増えてきました。

  • ご自分の所有する敷地(軒下)に十分なゆとりがあり、 軒先が道路境界線や隣地境界線に近接していない
  • 軒下を人が通り歩きしない
  • 軒下に自家用車を駐車しない

などの条件が揃っていれば、部分的には雪を落雪させ、どうしても雪を落とせない場所に限って融雪にすることで、工事費も燃料代も、両方とも節約することができるのです。

落雪させたい面の雪が融雪面の雪とくっついているとうまく滑り落ちてくれないため、紹介する写真のように両者を分断する仕切り(縦型雪割り)を取り付けたりする工夫が必要です。

#屋根融雪 #落雪 #部分融雪 #灯油 #燃料代 #家計 #熱エネルギー #節約 #雪割り #新潟県 #十日町市 #北越融雪

【 イベント 】次の週末はひなまつり!女性にうれしい春のわくわくフェアを開催します

こんにちは。

2月中から暖かい日が続き、山菜の芽吹きや
花のつぼみがほころぶのも早そうな都市となりましたね。

そんな春の風情漂う今週末、北越融雪では「春のわくわくフェア」と題してイベントを開催します。

イベントの内容としては…

│祝!桃の節句ひなまつり イチゴスイーツプレゼント(女性限定・先着10名様)

│ピザ焼き体験(無料・先着20名様)

│ワークショップ「つまみ細工」アクセサリー(小学3年生以上対象、先着10名様)

│ゲームコーナー(たから探し・射的など)

当日はペレットストーブニューモデル発表会、展示品入替え大セールも開催します。

今春のペレットストーブ用補助金に備え、この3月中にご成約のお客様にはペレット300kgプレゼントの特典も!

何かとお忙しい時期かとは思いますがご家族・ご友人お誘いあわせのうえでお出かけください。

詳しくは以下のチラシに記載してあります。


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大橋です。

近年は福島・群馬・長野と様々な地域から融雪のご相談を頂くようになりました。

その中でも今回は群馬県みなかみ町の温泉旅館さんでお世話になった事例をインタビュー動画にまとめましたのでご覧ください。

舞台は湯檜曽(ゆびそ)温泉にて「天空の湯 なかや旅館」。

温泉旅館を経営している人なら誰でも一度は
「お風呂の縁からあふれるお湯をただ捨てるんじゃ勿体無いな~」
と思ったことがあるはず。

雪国ではこの排湯(はいとう)を集めて玄関や駐車場、時には屋根の雪対策に使うことも珍しくありません。

ただ今回のなかやさんは屋根の面積も大きく、大雪のときには使える排湯のボリュームにも限りがあるものですから、雪が一番吹き溜まる中庭に面した屋根は社長みずからが危険を顧みず雪おろししていたのだとか。

「若い時ならいざ知らず、この先あと何年これを続けられるだろうか…」

そんな考えがフッと頭をよぎった時、何年か前に勉強会でご一緒した当社のことを思い出して頂き、お声が掛かったのでした。

実際に工事が完了し、初雪を迎えた頃はセンサーが降雪をうまく捉えられず、欲しいタイミングで融雪システムが稼働しないという若干のトラブルもありましたが、センサー持ち出しアームを長いものに交換することで無事解決。

融け具合も上々とご満足いただいています。

「1シーズン終わってみないと燃料代が幾ら掛かったか分からないから、
 本当の評価はそれからだね(笑)」

とちょっぴり厳しいお言葉も頂きましたが(汗)、本当に良い御縁を頂いたと感謝しております。

これからも末永く宜しくお願い致します。

2/16(金)、17(土)は十日町雪まつり!北越融雪も初出店します!

こんにちは、営業部中村です。

1月と思えないほど暖かい日が続きますね。雪も最強寒波が!とニュースにでていましたが、十日町には大きな影響とはならなかったように感じましたね。

そんな暖冬の中、今年も十日町市では十日町雪まつりが開催されます。

いつもは家族で雪まつりへ遊びに参加するのですが、今年は北越融雪で出店という形で参加をします!今までいくつかのイベントには出ていましたが十日町雪まつりは初です!

ポータブルピザ窯をもって久しぶりの焼きたてピザを販売します!

現在、色々と試作をして準備しております!ぜひ十日町雪まつりへお越しの際は遊びに寄ってみてください!


危険な雪おろしからやっと解放 | 群馬県みなかみ町 | 温泉旅館の屋根 部分融雪

こんにちは、大橋です。

「今年はスーパーエルニーニョがやってきて暖かい冬だから雪はふらないヨ…」

去年(2023年)の夏ごろ、そんな話を幾人かの方から耳にしました。

たしかに年末年始は道ばたの積雪も10cm程度で、近所に出かけるのであればサンダル履きでも大丈夫でしたので、

「やっぱり今年は少雪だナー」

と思っていたのですが、ここへ来て雪マークが連続して見られるようになりました。

┃ エルニーニョ現象とは

エルニーニョ現象が発生すると、熱帯太平洋の東部で海面水温が平年より高く、西部で海面水温が低くなります。 この水温の変化によって、通常は熱帯太平洋の西部で活発な対流活動が東に移動し、インドネシアや南米の北部では平年より雨が少なく暖かくなります。 また、熱帯からの大気の変動を通して、日本では冷夏、暖冬となる傾向があります。(出典: JAMSTEC )

出典: JAMSTEC

…ということで暖冬になるわけですが、日本海を流れる対馬海流(暖流)の温度も例年より高めになることが知られており、これにより海面から蒸発する水蒸気量も多くなる傾向があるようです。

┃ 雪が降ってくるのは

雨や雪が降ってくるのと似た現象をお風呂場で見ることができますが、湯船と浴室の温度差が大きいとモクモクと湯気が立ちますよね。これが冷たい天井で冷やされると凝結して(結露)、やがてポタリと背中へ落ちる…と言うのが雨や雪の降ってくる仕組みです。

暖冬でも、というより暖冬だからこそ、雪の種というべき水蒸気はモクモクと立っているので、冬型の気圧配置と呼ばれる「西高東低」になるとシベリアからの寒気団が上空の水蒸気を一気に冷やして短時間に大量の降雪を生み出す場合があるのです。

┃ 雪は厄介者?

時として私たちの快適な暮らしを妨げる厄介者のように思われがちな雪ですが、空気中のちりを捉えて包み込むことによって空気を清浄化したり、雪解けのときにはゆっくりと大地に染み込んで豊かな水資源をもたらしたり、という恩恵ももたらしてくれています。

世界的な人口増加が続いていますが、将来は石油資源ではなく水資源を争うようになると考える識者もいるようです。日本に豊かな水をもたらしてくれる地形・気候に感謝しながら雪を迎えたいですね。

ペレットストーブのトラブル対応にお伺いしました

最低気温がひとケタの日も増えてきてストーブを使い始める方が多くなる時期となりました。

「北越融雪さんの設置したストーブでトラブルのようです」とメーカーさんからご一報をいただきお客様のお宅へお伺いしたお話をご報告します。

ご連絡を受け、お客様宅へ到着すると
建物の中より焚き付けするときのくすぶっている煙特有のにおいが・・・。

お話を聞いたところ、朝から3度、着火を試しているとのことで

ポットには白い煙を立ち昇らせる火種が残っていて、そこから建物内へ煙が充満しているようです。まずは煙の元を断つために濡れたウェスに包み、屋外へ持ち出し確認しました。

ペレット下に給気口をふさぐように燃えカスが見えます。お客様へどのような着火材をご利用なのか確認をしました。

すると着火材として市販の文化たきつけと、ちぎったトイレットペーパーの芯を使用しているとのことでした。取り扱い説明書では紙類使用不可との記載があるので

今後の使用方法について推奨着火材をお勧めいたしました。さらに確認を進めたところ排気ファンが軸から脱落していることから、そもそも排気ファンが経年劣化で故障したことが原因で着火しない・できない状態でした。

排気ファン交換の段取りを行い、お客様へご説明、本日の作業は終了となりました。お伺いしお話することで使い方やトラブルの原因が見えてくるので、お困りの際は気軽に問い合わせいただければと思います。

【 ペレットストーブで全館暖房 】 床暖房編

EDILKAMINの温水式ペレットストーブなら、1台で全館暖房が可能です。

パネルヒーターや床暖房との組み合わせで、ストーブを置いた部屋はもちろん 玄関ホール、脱衣室、お手洗いから寝室まで暖まります。

【 対応機種 】

・EDILKAMIN IDROSALLY 14kW
 温水出力 11kW
 温風出力 3kW

・EDILKAMIN MYRNA 15.3kW
 温水出力 13kW
 温風出力 2.3kW

・EDILKAMIN SPOT 10.1kW

 温水出力 6.5kW
 温風出力 3.6kW

設計および製品仕様に関するお問い合わせは北越融雪にて承ります。

EDILKAMINのIDROSALLY(イドロサリー)。
温水11kW、温風3kWで100㎡以上もの床暖房に対応する、温水式ペレットストーブ。

【 ペレットストーブで全館暖房|パネルヒーター編 】 EDILKAMIN IDROSALLY

ペレットストーブを見に来られるお客様からよく聞かれる質問に

「これ一台で、全館あったかくなるの?」

というものがあります。

正直に申し上げれば

「断熱性:◎」

「気密性:◎」

「空調方式:第一種機械換気方式」

「ストーブ:全館暖房用」

の全てが整った理想的な住宅であれば、その答えは◎なのですが、

「標準的な性能のお住まい」

「一般的なペレットストーブ」

では、なかなか◎にならないのが現実です。

全館暖房を実現するには、温水暖房用ペレットストーブ

「EDILKAMIN IDROSALLY」

がおすすめです。

今回のお客様は新潟県村上市在住でお住まいは築後約20年ほど。

新築時は灯油も安く、37円/リットル時代だったため、灯油ボイラーを熱源にして9ヶ所のパネルヒーターとFF式ストーブで全館暖房を行っていました。

その後、2010年頃に灯油価格がグーッと高騰したのを機に、2階のFFヒーターを小型ペレットストーブに交換こそしたものの

「もっともっと暖房費を節約できないかな?」

「1階にもペレットストーブを設置したいんだよね 」

と、当社取引先の「ペレットマン(山形県小国町)」さんにご相談があったそうです。

これを受けたペレットマンさんから

「せっかくパネルヒーターが沢山ついているから、
 これが活かせるIDROSALLYで提案したいんだけど?」

とのお話で現地調査したところ、既存配管は銅管だったので

灯油ボイラー → IDROSALLY

への置換えはOK!…だったのですが、お客様から難しいご要望が(汗)。それが

「昼間はIDROSALLY(ペレット)を使用して、
 夜中は灯油ボイラーを低温で運転したい」

「ああしようか、こうしようか」と色々考え…考え…考え…、ようやく

IDROSALLYと既存ボイラーの配管を分岐ヘッダーへ流しても、配管の逆流を防止する為の逆止弁や、既存ボイラーの半密閉型を簡易的に密閉型に改良など、変更計画をした上で施工に向かうことに。

バルブ切り替え無しでそれぞれの熱源を使い分けが可能になり、無事にハイブリッド熱源システムが完成して、試運転となりました!

同じような現場があれば、同様のノウハウで対応可能です。

ちなみにこちらのお宅では、ストーブ前の畳下に床下点検口があるためにフロアプレートは敷かず、後日お客様のほうで取り外し可能な防炎マットを加工して敷いて頂くことになりました。

今回もペレットマン高橋さん、環境サポート円谷さんのご両名には、息ピッタリのコラボ施工で大変お世話になりました!ありがとうございます!

あいにく「IDROSALLY」は惜しまれながらも、メーカーモデルチェンジのため完売となり、今後はNEWモデル「MYRNA」でのご対応となります。

詳しくはこちら

【 ロードヒーティング 】 温水式路面融雪 新潟県小千谷市

小千谷市のO様邸でロードヒーティング(路面融雪)をしてきました。

O様はまだお若いのですが、夕方暗くなってから玄関前の除雪をするのは大変なことからご用命頂きました。

ロードヒーティングには温水式と電気式がありますが、小千谷市や十日町市のように例年積雪2mを超えるような豪雪地ではやはりパワフルな温水式がおすすめです。

温水式には灯油ボイラーやガスボイラーを熱源として、加温した不凍液を配管に循環させることで路盤を暖めて雪を融かします。

特にシーズン初めの12月末ごろはまだ雪が水っぽく、温度を高めに設定しないと次々に降ってくる雪に間に合わないため、ボイラーの出湯温度次第で能力を可変できる温水式が向いているのです。

ロードヒーティングは、ご高齢になられて膝や腰が痛くなったことをきっかけに「もう、限界…」とご相談頂くケースが多いように感じますが、どちらかといえば30代~50代の働き盛り世代にこそおすすめしたい設備です。

仕事も家庭も充実して忙しく「後もう30分寝ていたい」という時や、仕事を終えて帰宅したら玄関前に山と積もった雪で車庫に入れない…という時ロードヒーティングがあったら役に立つはず!

今年の工事はそろそろコンクリート打設が難しくなってくる時期ですので、次年度に向けて検討なさってはいかがでしょうか?

融雪範囲の既存コンクリート舗装を剥ぎ取り、ワイヤーメッシュを配筋します
続いてメッシュ上に高密度架橋ポリエチレン管を敷設
管上かぶり厚は50mm程度にコントロール
コンクリート打設まで、配管の漏れチェックのため空気圧を掛けて保持させます
舗装工程に引き渡すまでは、融雪範囲に誤って踏み入らないよう外周を区画します