大橋です。
近年は福島・群馬・長野と様々な地域から融雪のご相談を頂くようになりました。
その中でも今回は群馬県みなかみ町の温泉旅館さんでお世話になった事例をインタビュー動画にまとめましたのでご覧ください。
舞台は湯檜曽(ゆびそ)温泉にて「天空の湯 なかや旅館」。
温泉旅館を経営している人なら誰でも一度は
「お風呂の縁からあふれるお湯をただ捨てるんじゃ勿体無いな~」
と思ったことがあるはず。
雪国ではこの排湯(はいとう)を集めて玄関や駐車場、時には屋根の雪対策に使うことも珍しくありません。
ただ今回のなかやさんは屋根の面積も大きく、大雪のときには使える排湯のボリュームにも限りがあるものですから、雪が一番吹き溜まる中庭に面した屋根は社長みずからが危険を顧みず雪おろししていたのだとか。
「若い時ならいざ知らず、この先あと何年これを続けられるだろうか…」
そんな考えがフッと頭をよぎった時、何年か前に勉強会でご一緒した当社のことを思い出して頂き、お声が掛かったのでした。
実際に工事が完了し、初雪を迎えた頃はセンサーが降雪をうまく捉えられず、欲しいタイミングで融雪システムが稼働しないという若干のトラブルもありましたが、センサー持ち出しアームを長いものに交換することで無事解決。
融け具合も上々とご満足いただいています。
「1シーズン終わってみないと燃料代が幾ら掛かったか分からないから、
本当の評価はそれからだね(笑)」
とちょっぴり厳しいお言葉も頂きましたが(汗)、本当に良い御縁を頂いたと感謝しております。
これからも末永く宜しくお願い致します。