【 ロードヒーティング 】 温水式路面融雪 新潟県小千谷市

小千谷市のO様邸でロードヒーティング(路面融雪)をしてきました。

O様はまだお若いのですが、夕方暗くなってから玄関前の除雪をするのは大変なことからご用命頂きました。

ロードヒーティングには温水式と電気式がありますが、小千谷市や十日町市のように例年積雪2mを超えるような豪雪地ではやはりパワフルな温水式がおすすめです。

温水式には灯油ボイラーやガスボイラーを熱源として、加温した不凍液を配管に循環させることで路盤を暖めて雪を融かします。

特にシーズン初めの12月末ごろはまだ雪が水っぽく、温度を高めに設定しないと次々に降ってくる雪に間に合わないため、ボイラーの出湯温度次第で能力を可変できる温水式が向いているのです。

ロードヒーティングは、ご高齢になられて膝や腰が痛くなったことをきっかけに「もう、限界…」とご相談頂くケースが多いように感じますが、どちらかといえば30代~50代の働き盛り世代にこそおすすめしたい設備です。

仕事も家庭も充実して忙しく「後もう30分寝ていたい」という時や、仕事を終えて帰宅したら玄関前に山と積もった雪で車庫に入れない…という時ロードヒーティングがあったら役に立つはず!

今年の工事はそろそろコンクリート打設が難しくなってくる時期ですので、次年度に向けて検討なさってはいかがでしょうか?

融雪範囲の既存コンクリート舗装を剥ぎ取り、ワイヤーメッシュを配筋します
続いてメッシュ上に高密度架橋ポリエチレン管を敷設
管上かぶり厚は50mm程度にコントロール
コンクリート打設まで、配管の漏れチェックのため空気圧を掛けて保持させます
舗装工程に引き渡すまでは、融雪範囲に誤って踏み入らないよう外周を区画します