突然の訪問

大橋です。おととい、ショールームで打ち合わせをしていると小千谷市のH様が来社されました。

H様「大橋さん、ご無沙汰していましたね。実はこの写真を見てもらいたいと思って持ってきたんですよ」

と、USBを差し出されます。これまでの経験上、こういう時は大概

「思ったように融けていない。もっと良く融けるようにしてくれ!」

というご苦情である場合が多いものですから、多少顔を引きつらせながら

大橋「かっ、かしこまりました。さっそく拝見させて頂きます!」

と、お預かりしたUSBをパソコンに差し込み、おそるおそるフォルダ内の画像ファイルを展開しました。

それが…こちらです。

車庫前を灯油ボイラで融雪させて頂いています。
車庫間口より左右にゆとりをもって融雪したため、お車の出入りにも窮屈さを感じません。

…あれ?良く融けている。

H様「いやね、あんまりきれいに融けていてうれしいもんだから、他のお客様にも紹介してもらおうと思って持ってきたんですよ」

と、マスクの向こう側で顔をほころばせながらご説明してくださいました。

大橋「ありがとうございますー(泣)!」

こんなお客様とお付き合いさせて頂いている私たちは本当に幸せ者です!

H様、これからもどうかどうかよろしくお願い致します!

【 マニュアル 】 灯油配管のエア抜き手順

降雪期に入ると、融雪装置をご使用中のお客様から「雪が融けておらず、コントローラから『ピー・ピー』と警報が鳴っている」というお電話を頂くことが度々あります。

多くの場合、
(A)連続降雪により灯油が減り、タンクが空になっている
(B)「もう少し降るまで融雪は動かさないでおこう」と灯油配管のコックやバルブを閉めていた
というケースに該当するようです。

ボイラーの中には「電磁ポンプ」という灯油を噴射するための加圧ポンプが内蔵されているのですが(A)タンクが空だったり、(B)コックが閉まっていても、ボイラー始動時には配管内の灯油を一生懸命を吸おうとするため配管内が真空状態になり、灯油を補充したりコックを開いた後も配管内に空気溜まりが生じてうまく着火できない状態になることがあるのです。

ボイラーは着火しようとして火が点かないと「不着火」の警報を出し、当社の融雪コントローラはこの信号を受けて音と光でお客様に異常をお知らせするようになっています。

いったんこの警報が出た場合の対処方法ですが、ボイラー内の「オイルストレーナ」で「エア抜き」作業を行って頂くことになります。

基本的には

  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • ウエスまたは古新聞

があればできる、簡単な作業です。作業手順は以下の通りですので、お困りの際にご活用ください。

【 除雪 】会社倉庫の雪おろしをしました

降ったりやんだりの十日町です。

会社倉庫の屋根雪が1.5mを超え、今季一度も除雪をしていなかったので5人がかりで雪下ろしをしてもらいました。

南国の方には想像しにくいことなのですが、雪は降り積もってからの時間経過とともにだんだん固くなっていきます。

土木分野では「圧密沈下」「圧密沈降」などと呼ばれるのですが、降ったばかりのときは氷粒子、空気、水が疎な状態で存在するのですが、上から上から新しく雪が降り積もることで下層ほど上部からの圧力(重力)が大きく働き、つぶれながら固くしまってゆくのです。

降りたてで嵩密度(かさみつど)が低いうちは良いのですが、時間がたってガッチリと締まった雪をおろすのにははなかなか骨折りのさぎょうです。

初めのうちこそザクザクと掘り進めたのですが、休憩の時にはクタクタになっていたようです。

屋根軒先から落とした雪は地元土建業者さんにお願いして駐車場の隅に押しやってもらいます。

5人がかりでドサドサ落とした雪は人力ではとても片づけられませんが、大型のホイールローダーにかかればアッという間に削られ、みるみるなくなって行くのでした。


屋根に上がってくれた社員の皆さん、ありがとうございました!

雪下ろしには危険が伴いますので、このサイトをご覧の皆様はくれぐれもなさいませんようにお願いします!

【屋根融雪】イリヤ&エミリヤ・カバコフ 手をたずさえる塔(その2)十日町市 電気ヒーター 2021年施工


好天に恵まれた本日、手をたずさえる塔の融雪状況確認に行ってきました。

雪に覆われた山道をかんじきで一歩一歩踏みしめながらの行軍です。

途中では野ウサギが散歩したと思われる足跡も。

この作品「手をたずさえる塔(イリヤ&エミリヤ・カバコフ)」大地の芸術祭2022を象徴するシンボリックな作品ですので万が一にも頂部のモニュメントが壊れないよう屋上部分を無雪化する必要がありました 。

融雪させて頂いた屋上部分をドローンで確認しましたが、きれいに融けていました。

今シーズンが初めてですが、来年度以降なるべく節約しながら最適な融雪を実現できるよう、経過をみながら維持させて頂きたいと考えています。

【屋根融雪】イリヤ&エミリヤ・カバコフ 手をたずさえる塔(その1)十日町市 電気ヒーター 2021年施工



  • 施工内容:屋根融雪設備工事(電気ヒーター埋設式)
  • 施工年:2021年
  • 施工地:新潟県十日町市松代
  • 発注者:アートフロントギャラリー

2022年に開催予定の「大地の芸術祭」へ向け、イリヤ&エミリア・カバコフ夫妻の新作「手をたずさえる塔」がまつだい農舞台すぐそばに完成しました。

特集 / イリヤ&エミリア・カバコフ
  カバコフの夢は越後妻有でひらく 大地の芸術祭2021

当社では冬季間の積雪からモニュメントを守るため屋上部の融雪設備工事を担当させて頂きました。

今年の夏には長く続いたコロナ禍が終焉し、妻有の里山が大勢の来場者で賑わうことを心より願っております。

(大橋)

2022年となりました。本年も宜しくお願い致します。


謹んで新春のお慶びを申し上げます。 旧年中は一方ならぬご愛顧に預かりましたこと、心より御礼申し上げます。

また、夏~秋ごろからのお問い合わせ殺到により、年明けからの施工となりましたお客様各位には重ねてお詫び申し上げると共に、工程を調整の上で改めてご連絡差し上げますこと何卒ご容赦頂きたくお願い致します。

大晦日から元日にかけては厳しい冷え込みと共にまとまった降雪に見舞われましたが、本日2日は春を思わせる柔らかな日差しにホッと胸をなでおろした方も少なくないことと存じます。

これから春先まではラニーニャ現象の余波により、寒い日が続くことが予想されますので、引き続きご注意下さい。

本年も心新たにエネルギーの利活用を通じて地域の皆様にお役立ちできますよう、社員一同誠心誠意を尽くして参ります。

何卒宜しくお願い申し上げます。

2022年 北越融雪株式会社 代表取締役社長 大橋次郎

【ペレットストーブ】ペレットマン西馬音内さん、Youtubeデビュー!

秋田県にある、ストーブ販売店「ペレットマン西馬音内(にしもない)」の大野社長がYoutuberデビュー!しかも映えある第一号の投稿は、当社がベルギーから輸入しているStuv社の「P-10」を取り上げていただきました\(^o^)/

動画では「”なんじゃこりゃ?”だらけのストーブ」とご紹介いただきましたが、私も初めて展示会でこのストーブと出会った時全く新しいコンセプトに「なんじゃこりゃ?」と感じたのを昨日のことのように思い出します。ペレットストーブなのに、ペレットストーブらしくない。薪ストーブでもないのに、静かで、暖かい。ガス化燃焼だから炎が美しい。しかも排気が断然キレイ。多くの方の目に触れてほしい、優秀な一台です(^^)

大野社長、ありがとうございましたm(_ _)m

【ペレットストーブ】シモタニ エマーソン │ 湯沢町 HATAGO井仙

半戸です。GOTOトラベルも始まり、秋の行楽シーズンへ向けて観光客の足も戻りつつあるようです。今回、越後湯沢駅西口にほど近い「HATAGO井仙」様にてペレットストーブの設置を行いました。

井仙の井口社長は「雪国観光圏」という7つの自治体から構成される広域観光コンソーシアムの代表を2008年から務めるほか、2019年にはお隣の南魚沼市で「温泉御宿 龍言」を「ryugon」として再スタートさせるなど、新潟県の観光業を牽引する若き経営者です。

2階ダイニング「むらんごっつぉ」にConcord Emerson( シモタニ )を設置させていただきました。落ち着いた和モダンの室内にシルバーと黒のシンプルなストーブが映えます。この冬は越後湯沢へぜひおでかけ下さい。

余談ですが、シモタニさんではこの秋、新機種としてConcord Mayを発売予定です。女性に喜ばれそうな可愛らしいユニークなデザインと、料理もできるオーブントップが魅力的ですね。また追加情報をアップしますので楽しみにお待ち下さい。

【インタビュー】小千谷市 星野様 路面融雪 灯油ボイラ 2019年施工

そろそろ朝晩肌寒さを感じるようになり、
また冬の訪れを意識し始める時期となりました。

そんな中、昨年路面融雪でお世話になった小千谷市の星野様から
1シーズンご使用後の感想をインタビューさせて頂きました。

ぶっつけ本番のようなかたちだったにも関わらず、
受け答えがあまりにお上手でビックリ。

このままテレビ通販番組の「ご愛用者の声」に
出演できそうなクオリティです(笑)

冗談はさておき、お忙しい中ご協力頂きまして
本当にありがとうございました。

不慣れな編集も頑張りましたので、
一人でも多くの方にご覧いただけるとうれしいです!