9月に入ったというのに、昨日はフェーン現象で県内でも40℃超えを観測するなど、まだまだ涼しさを感じるのは先になりそうですね。

「雪を融かす仕事をしています」と自己紹介すると「冬の間、さぞかしお忙しいんでしょうね~」という反応が返ってくることも多いのですが、実は当社の仕事は夏~秋にピークを迎えます。
雪のないシーズンのうちに屋根や路面に配管を敷設し、その設備が真冬に役に立つ、という流れです。
先日、魚沼市で既存住宅の屋根融雪ヒーティング工事がありましたので、写真を交えてご説明します。
既存の屋根板金を剥がし、
場合によっては下地木材を補修します。
アスファルトルーフィングという防水シートを張ります。
ルーフィングの上に桟木を配置、固定します。
桟木間にオリジナル融雪パネルを敷設します。
パネルの溝部に温水を流す銅管を流し込みます。
板金と銅管が直接接触しないよう防食用テープをていねいに貼り付けます。
融雪水の再凍結を防止するため、雨樋にも配管を行います。
屋根からの配管を分岐ヘッダーに接続します。
融雪管に接合不良がないかどうか気密試験で確認します。
写真で見ると一瞬ですが、高所で目もくらむような暑さの中での作業ですので30分を目安に休憩しないと、半日ももちません。お客様から冬を安心してお過ごし頂けるよう、社員一同今日も心を込めて取り組んでいます😊
お問い合わせは0120-028-119(北越融雪)まで。