長野県は信濃町、エコレットカンパニー黒姫へ

昨日に引き続き、本日は長野県のエコレットカンパニーさんを訪問してきました。高山社長もペレットやストーブに携わり始めて10年以上になるベテランで、現在は息子さんと一緒にお仕事されていますが、当初は営業から設置工事、メンテナンスから経理まで一人でこなしていたというスーパーマンです。

北越融雪からは車で約1時間半の道のりです。

ショールームに到着するとカギがかかっていて、人気(ひとけ)が無い…。ちょっと不安になりかけたころ、高山社長が到着しました。

お話を伺うと、ペレットが大型トラックで24袋×650kgも届いたので、 午前中から昼休みも返上で一人で倉庫へ横移動していたのだとか!いやはや驚きです…

ショールームの中には選りすぐりのストーブが並んでいました。

こちらでも2時間余り滞在させて頂き、次年度の参考になるお話を沢山伺うことができました。 写真左が高山社長、中央が大橋、右が宮腰です。

信濃町から十日町市へ帰る途中、現在お問い合わせ対応中の宿泊施設改修プロジェクトの下見で野沢温泉にも立ち寄りました。

すると道々に警察官が立ち、何やら騒がしい様子。あたりを見回すと、今週末に当地の伝統行事「道祖神祭り」が行われるため、祭りの中心となる年男たちが木遣り歌を唱和しているところでした。その厳粛な風情に外国人観光客も大勢見入っていました。

野沢の道祖神祭りは「日本三大火祭り」 の一つにも数えられるほどの壮大さを誇るそうです。いずれ見に行きたいと思います!

山形県は小国町、ペレットマン本店へ

北越融雪から車を走らせること約3時間、10年以上も地域の森林資源を熱エネルギーとして有効活用したい、と「エネルギーの地産地消」を楽しくマジメに繰り広げている「ペレットマン!」こと小国グリーンエナジーさんを訪問してきました。

ペレットマンホームページ(https://pelletman.jp/)より。
北越融雪から小国グリーンエナジーさんまでの道のり。冬場でスピード控えめなのとトイレ休憩を挟むのでもうちょっと時間がかかります。

到着した我々を迎えてくださったのは、高橋あい子社長とご主人の睦人さん(普段は親しみを込めてムッチャンとお呼びしています)。かれこれ10年近いお付き合いになります。

写真はジーニカ(https://www.giinika.com/)様より拝借。夏頃の写真なので半袖なのです。

またショールームを兼ねた本社社屋では所狭しと並ぶペレットストーブ、薪ストーブに火を入れて頂き、ぽっかぽかの状態でスタンバイしていてくれました。

エネルギーのこれからについて1時間ほど語り合ったころ、昨年竣工したペレットマンファクトリーをご案内いただけるとのことで、本社から2分ほど車で移動。

黒いサイディングに黄色のロゴも鮮やかなペレットマンファクトリー。主に木質ペレット燃料の袋詰と個人宅配のベースキャンプとして活用されています。
カントリーマアムのバニラ味とココア味みたいですが、左は製材工場で作られるホワイトペレット、右は解体廃材で作られる全木ペレットです。両者の違いはハイオクとレギュラーの違いに似ています。

昼食はムッチャンもリノベーションに携わった小国町内の 茶飯美(さはんび)さんにてカレーをいただきました。

お手洗いには小型のガスボンベを再利用した照明が。こちらもムッチャン製。

あれやこれやとたっぷり再生可能エネルギーの話をしまくり、充実した時間を過ごさせて頂きました。またこれからの商品づくりに活かさせて頂きます!

都市部の雪には 電気式融雪マット ソーヒーター

私たち北越融雪は新潟県十日町市という、例年2.5mもの積雪に見舞われる世界屈指の豪雪地に会社があります。

建築基準法の定めにより、豪雪地の各地自体では地域ごとに異なる屋根への荷重を「垂直積雪量(または積雪深)」として公表し、設計上の指針としているのですが、十日町の垂直積雪量は何と、330㎝!すごいですよね…

雪下ろしの状況(参考写真)

ところ変わって新潟市中央区(新潟駅周辺)では100㎝、と同じ県内にもかかわらず平野部と山沿いでは3倍以上もの開きがあります。

そんな新潟市でも今年は一時的に50cm以上の降雪に見舞われ、「屋外に置いてある空調室外機に雪がかぶさってエアコンが効かなくなってしまった」とか、「玄関前に雪が積もって除雪に1時間もかかった」とか、の話が耳に入りました。

新潟市にこんな大量の雪が降るのは数年に1度、といったところですので、各家庭には除雪用具が常備されていなかったり、道路の雪を除雪するための建設機械やオペレーターが常時待機していられないというのが現状のようです。

ただでさえ高齢化が進む近年、たかが玄関先や階段の雪とはいえ、出かけるにも不便だし、ましてや除雪で肩や腰を傷めたら…。そんな不安を取り除く良い商品があります!

その名も電気式融雪マット「ソーヒーター」。

商品は北海道で製造され、かつては夕張炭鉱にゴム製品を納品していた伝統ある企業が製造し、私たち北越融雪で販売しています。

融雪出力は1m2あたり300Wとパワフルで、屋外に敷きっぱなしでも10年以上と十分な耐用年数があります。

使用方法は屋外の100Vコンセントに差し込むだけという手軽さで、雪を融かしてくれます。

階段・歩道用の標準厚マットはわずか9mmという薄さで、オフシーズンには重ねたり巻き取ったりして簡単に片づけられます。

車庫前など車両通行部分には材質と厚みを強化した13mm厚品も特注で製作可能です。

2011年も大雪に見舞われた十日町市ですが、その年も十分雪を融かしてくれました。

建物全景です。建物周りの積雪を見ると大雪なのが分かります。
こちらはアパートでしたので、階段部分にマットを敷き込みました。
マットの上だけきれいに雪が消えています。
こんなにきれいに消えていれば、階段の昇り降りも安心ですね。

ご関心があれば、ぜひ当社(TEL:025-757-5300)までご相談下さい。なお、12/31~1/1までは年末年始休業とさせて頂きますのであしからず1/2以降にお問い合わせ頂ければ幸いです。


雪国はつらいよ(?) ~雪おろしにはやっぱりクマ武 編~

北越融雪の大橋です。

私たちの住む新潟県十日町市は
例年2.5m近くもの雪に見舞われる豪雪地です。

私たちは年がら年中お客様の雪ばかり心配しているので
自宅の雪は一番後回しになるのですが、
今回は鉄骨車庫の屋根から夫婦仲良く💕
雪おろしの模様をお届けします(笑)

1月下旬、雪は約70㎝ほど積もっていました。

雪おろしは全身運動なので、厚着して作業すると
どんどん脱ぐ羽目になります(笑)
除雪をうまくやるにはコツがあり、
力み過ぎずに同じペースでコツコツ作業することです。

また、道具が軽くて丈夫なこともポイントです。

今回は二人とも地元の「クマ武」ブランド。

軽量で女性にも扱いやすいので人気です。

先日会社の屋根雪をおろしたのですが、
社員が持ち寄った自家用スノーダンプがすべてクマ武で
みんなで顔を見合わせて大笑いしました。

このダンプは地元十日町市の「山田屋商店」製です。

たまに都会で雪が降るとチリトリで雪を集める映像が
流れますが、きっとお役に立ちますので
ぜひ一家に一台、クマ武をお求めください。

地方発送(?)致します(笑)

お問い合わせは 0120-028-119 北越融雪まで☺

配管の膨張にご用心!

平成2年ごろに新築したお客様より「床下で水漏れしている」とのご連絡を頂き、現場へ駆けつけました。すると、壁内に設置してある温水のさや管を伝って床下へ漏水していることが判明。 こちらでは給水・給湯を「さや管ヘッダー工法」で施工してありました。

壁内のヘッダーです

さっそく台所の床下収納へ揚水ポンプを設置して溜まり水を排水すると共に配管を更新して修理完了となりました。

排水中の様子です

今回撤去した配管の写真がこちら。

漏水のあったポリブテン管
わずかに線のようなものが見えます
配管の曲がりなりに力を加えるとパックリと口が開きました

こちらのポリブテン管は施工が簡単で耐熱性に優れ、樹脂管なので腐食に強く衛生的で安心です。また「巻き物」と呼ばれるロール状の荷姿で納品されるほど柔軟性に富んだ配管なのですが、長年のご使用に伴って配管の伸縮疲労が蓄積し、部分的に座屈を生じたのかもしれません。気になったので配管の線膨張率を調べてみました。

管種
線膨張率10℃~50℃、1mあたり膨張長さ
銅管 17.7×10^-6/K 0.7mm
ポリブテン管1.5×10^-4/K6mm
架橋ポリエチレン管 1.4×10^-4/K 5.6mm

配管の固定点から固定点までが4mだったとすると、銅管の場合2.8mm程度の伸びなのですが、ポリブテン管では24mm(2.4cm、約10倍)の伸びになります。軽く、軟らかく、施工しやすく、価格も手ごろな樹脂管ですが、経年による脆化(堅くもろくなること)との影響もあって今回のような事故が起きるようです。

北越融雪では屋根融雪で同様の漏水が起きないよう、温度変化に対する膨張特性に優れた肉厚なまし管を使用しています。どうか安心してご相談ください。


【リフォーム】秋の次には冬が来る。テレワーク環境・オフィスの寒さ対策にはLaLa blind(楽々ブラインド)

観測史上最大クラスの防風を伴った台風10号が日本に迫りつつあり、昨年9月の台風被害が脳裏をかすめます。

今年は南米沖の海水温が例年より低く「ラニーニャ現象」が起こる可能性が高いと言われていますが、この場合熱帯太平洋(東南アジア地域)では海水温が高い状態となり、日本の南で台風が発生・発達しやすくなるそうです。

さらにラニーニャが発生した年の冬は寒くなる傾向にあるようです。今のうちから早めの準備をしておきたいですよね。

北越融雪では昨冬から簡単設置で効果抜群の断熱ブラインド「LaLa blind(楽々ブラインド)」のご紹介をしています。

この楽々ブラインドは蜂の巣状に成形された空気室が、断熱性能の高い空気をたっぷりと蓄えるので屋内の暖気を逃しません

また、 1箇所ずつ既存の窓枠を計測してオーダーメイドするうえ、窓枠とブラインドの間は断熱レールで覆うため窓をピッタリと覆い、空気の自由流動がありません

そのうえ採光性に優れており(※)、眩しさを優しく低減しながら暗すぎない空間づくりに役立ちます

(※)遮光タイプを除きます。

最新のデータでは、一般的な単板ガラス(3mm)の熱貫流率(U値)が6.51W/mKなのに対して、そこに「楽々ブラインド採光ダブル」を設置すると、この値は1.54W/mKに低下するとされています。

つまり熱の出入り(暖気の逃げ方)が1.54÷6.51≒24%、約1/4になるということです。快適ですし、省エネですね。

これはLow-E三層ガラス(ガス入)樹脂サッシの1.70W/mKに匹敵する非常に高い遮熱性能と考えることができます。

ちなみにご使用のイメージとしては、日中お日さまが照っている時間はブラインドを上げて日射を十分屋内に採り入れ、夕暮れが迫る頃には蓄えた熱が屋外に逃げないようブラインドを下げる、という使い方が良いようです。

築年数が古いお住まいや、アルミサッシの単板ガラス窓のお住まいでは絶大な効果を発揮してくれるものと期待されますね。

当社でも今年の1月、コールドドラフトが侵入する寒い寒い窓にこの楽々ブラインドを設置してから、暖房の効きが良くなり、快適に過ごせるようになりました。

テレワーク環境の快適化にはもちろん、オフィス環境の快適化にも一役買ってくれることうけあいです。

まだまだ残暑厳しい日が続くようですが、寒さが本格的になる前にぜひご検討ください。

お問い合わせは0120-028-119(北越融雪)まで。

【屋根融雪】魚沼市の屋根融雪、順調に進んでいます。

9月に入ったというのに、昨日はフェーン現象で県内でも40℃超えを観測するなど、まだまだ涼しさを感じるのは先になりそうですね。

「雪を融かす仕事をしています」と自己紹介すると「冬の間、さぞかしお忙しいんでしょうね~」という反応が返ってくることも多いのですが、実は当社の仕事は夏~秋にピークを迎えます。

雪のないシーズンのうちに屋根や路面に配管を敷設し、その設備が真冬に役に立つ、という流れです。

先日、魚沼市で既存住宅の屋根融雪ヒーティング工事がありましたので、写真を交えてご説明します。

写真で見ると一瞬ですが、高所で目もくらむような暑さの中での作業ですので30分を目安に休憩しないと、半日ももちません。お客様から冬を安心してお過ごし頂けるよう、社員一同今日も心を込めて取り組んでいます😊

お問い合わせは0120-028-119(北越融雪)まで。

【新型コロナウイルス対策】アイリスオーヤマのサーマルカメラ。十日町市「新しい生活様式リフォーム事業補助金(事業所版)」適用OK

大橋です。2月から続く新型コロナウイルスの拡散はなかなか終わりを見せようとしません。新潟県では感染者数こそ首都圏に比べ多くないものの、気を許せばいつ感染が広がりだすか予断を許さない状況が続いています。

そんな中、 当社では 客様と従業員様の安心・安全を守りたい一心でアイリスオーヤマより発売中のサーマルカメラを取り扱いスタート致しました。ラインナップはドーム型、ハンディ型、顔認証型の3種類です。

実機による出張デモンストレーションを無料で行います。

十日町市内の店舗・事業所様は「新しい生活様式リフォーム事業補助金(事業所版)」の対象となり、工事費総額のうち3分の2が補助される可能性があります

なお、上記補助金の申込み〆切は 9月30日まで 9月10日まで(9/4訂正)です。

お問い合わせは北越融雪(フリーダイヤル:0120-028-119)にて承ります。

どうぞお気軽にご連絡ください。

1.ドーム型 AIサーマルカメラ

~  多くの人が訪れる大型施設の入退出管理に  ~

1.人体表面温度測定に特化し、誤差±0.5℃の高精度な計測を実現。

2.人の顔を認識する独自のAIアルゴリズム搭載。

3.カメラの前を通過するだけで測定可能。約1秒のスピード測定。

4.同時測定最大20名・最大3m先までの人物を認識。

5.発熱者検知時は光と音でアラート通知。

6.Eメール通知も可能(iVMS-4200使用時)

おすすめの使い方

大規模ビル、医療施設、大型商業施設のエントランスなど、多数の人が出入りする場所の感染予防・入退出管理に最適。

2. ハンディ型 AIサーマルカメラ

~  すぐに使える設定不要タイプ  ~

1.その日から使える設定不要タイプ。

2.人の顔にかざすだけ。約1秒のスピード測定。

3.約1m~1.5m離れた場所から測定可能。

4.最長8時間連続稼働&LAN環境や電源のない場所にも。

5.スナップショットをSDカードに保存(最大8GB)。

発熱時は赤文字のアラートでお知らせします。

手軽に持ち運べる充電型ハンディタイプです。

おすすめの使い方

小規模の商業施設や教育施設、スポーツ会場など人の出入りが不定期な場所の感染予防に。ソーシャルディスタンスを保って検温できます。

※従来の非接触型体温計ではソーシャルディスタンスが不十分といわれています

3.顔認証型 AIサーマルカメラ

~  顔認証と発熱者検知を業界最速(※)0.2秒で同時測定  ~

1.検知スピード業界No.1※ 約0.2秒

2.業界最高クラス※ 顔認証精度99%

3.高いセキュリティを実現するデュアルレンズによる3Dモデリング (顔写真などでの不正入室を防止)

4.マスクを着用した人のみ入場できるマスク着用強制モード

5.出勤管理に最適な6種類の勤怠モード採用 〈出勤〉〈退勤〉〈休憩時間開始〉〈休憩時間終了〉〈残業開始〉〈残業終了〉

6.顔認証無しモードも可能(クリニックや飲食店などに最適)

おすすめの使い方

オフィスフロアや施設の従業員出入口の入退出管理・勤怠管理に。

【太陽光】倉庫屋根に太陽光発電パネルを設置しました!

大橋です。9月に入り、暑さが少し和らぐことを期待したい今日このごろです。

先日、倉庫屋根に太陽光発電パネルを設置しました。

当社では社員の半数以上が電気工事士資格を有していることもあり、 これまでずっと取り組みたいと暖めてきた事業ですが、降雪の少なかった昨年の冬を経てようやく実現しました。

これから、十日町市を中心に各所へご案内に伺いますので、よろしくお願いします。

【床暖房 │ 温水循環式】戸狩温泉の古民家リノベーション。レトロでコンフォートな空間へ生まれ変わります。

こんにちは!営業の半戸です。

当社では「冬のくらし安心を支援する 」 ということで様々な暖房設備も取り扱っております。

今回は飯山市戸狩温泉のふもと、古民家リノベーションの現場で床暖房をご採用いただきました。

コンクリート打ちっぱなしの仕上げなので埋設の断熱材・配管を施工しました。砂地上の断熱材敷き込みは障害物が多く隙間なくおさめるため、加工していきます。

熱が逃げないよう外周は断熱材を立ち上げます。

それでも空いてしまう部分には発泡ウレタンを充填します。

図面はありますが、仕上がった後は隠れてしまう部分なのでスケールを置き、しっかり現場写真を残します。

規則的に並んだ配管はとても美しいですね!どんな建物に生まれかわるのか、私も楽しみです。