【路面融雪】2022年はもうこれで降り納め!?

おはようございます、大橋です。

昨晩から今朝の降雪量は約40cmほど。

出社してみるとショールーム前もシャッター前も
きれいに雪が消えていました。

ショールーム前(約45㎡、コンクリート舗装)は三菱電機のメルスノーワイド14kWで

シャッター前(約24㎡、コンクリート舗装)は長府工産の灯油ボイラー12.6kWで

それぞれ異なる熱源で融雪しています。

「2022年はもうこれで降り納めにしよう!」

…と雷様が言ったかどうかは定かではありませんが、
今週末からは少しずつ暖かくなりそうな予報です。

もうひと頑張り、です。

雪国はつらいよ(?) ~雪おろしにはやっぱりクマ武 編~

北越融雪の大橋です。

私たちの住む新潟県十日町市は
例年2.5m近くもの雪に見舞われる豪雪地です。

私たちは年がら年中お客様の雪ばかり心配しているので
自宅の雪は一番後回しになるのですが、
今回は鉄骨車庫の屋根から夫婦仲良く💕
雪おろしの模様をお届けします(笑)

1月下旬、雪は約70㎝ほど積もっていました。

雪おろしは全身運動なので、厚着して作業すると
どんどん脱ぐ羽目になります(笑)
除雪をうまくやるにはコツがあり、
力み過ぎずに同じペースでコツコツ作業することです。

また、道具が軽くて丈夫なこともポイントです。

今回は二人とも地元の「クマ武」ブランド。

軽量で女性にも扱いやすいので人気です。

先日会社の屋根雪をおろしたのですが、
社員が持ち寄った自家用スノーダンプがすべてクマ武で
みんなで顔を見合わせて大笑いしました。

このダンプは地元十日町市の「山田屋商店」製です。

たまに都会で雪が降るとチリトリで雪を集める映像が
流れますが、きっとお役に立ちますので
ぜひ一家に一台、クマ武をお求めください。

地方発送(?)致します(笑)

お問い合わせは 0120-028-119 北越融雪まで☺

豪雪のメッカ新潟県十日町市。固い!重い!辛い!それでもめげずにやり遂げる!融雪屋さんの雪おろし

2022年2月10日 社屋の雪おろし決行。

(注:当社ではお客様から除雪を請け負う業務は行っておりません。
あくまで自社社屋の保全目的で行っているものです。
なにとぞご理解ください)

屋根の上には、積もり積もった圧雪が約2m。

普段は融雪設備の施工と管理が主業務のため
大雪の年ほど社屋の雪おろしは後回しとなる。

全員が雪国生まれ雪国育ちの精鋭揃いだが
凍みついた屋根雪は固く、重く、体力が奪われる。

それでも屋根雪は次第に削り取られ、
道路にうず高い雪山が出現することに。

前面道路の車両や歩行者に危害がないよう
誘導監視員を配置しての作業が必須。

最後は排雪業者さんが雪山を撤去してくれました。

雪おろしは保護具着用、複数人作業でご安全に!

ご覧の皆様はこんな危険で重労働な雪おろしに
大切な時間を浪費しないでください。

新築住宅はもちろん、既存住宅でも
雪のお困りごとは私たちがご相談に乗ります。

フリーダイヤル 0120-028-119 まで どうぞお気軽にご相談ください。

【 屋根融雪 】豪雪地ではやっぱりコレ!ムラなく消えて建設のプロも納得。豪雪地ならパネル隠蔽式温水循環融雪

新潟県十日町市のN様より
「仕事が忙しいので屋根融雪にしたい」
とご相談を頂きました。

十日町市は長野県にほど近い人口約5万人の町で
2月の最深積雪量は210㎝です。(1991-2020)

上空から見回しても、雪、雪、雪…。

本当にあたり一面が銀世界です。

社会科の教科書にも「日本屈指の豪雪地」
として掲載されるほどのこの地では
多い時には1日で数十㎝もの雪が
降ることも珍しくありません。

電気ヒーター式融雪でそれに対応しようとすると
1m2あたり300~350Wもの大きなエネルギーが
必要になるため、30坪(約100m2) クラスの住宅でも
30kW級の設備となり、大雪の年も、小雪の年も
設備容量に応じた基本料金が負担となります。

その点、ボイラー等を熱源とする温水循環式では
温度調整で出力を自在に変更でき、
小雪の年には燃料代がグッとお安くなるため
豪雪地には温水式が向いています。

今回は屋根のリフォームも併せて行うため
融雪パネルを板金の下に隠蔽しました。

屋根面が均一に暖まることで
ムラなくきれいに雪が消えています。

N様ご自身は建設会社の社長で、
冬季間は地域を守る道路除雪を担っておられるため、
ご自宅の雪は どうしても一番後回しになってきたとのこと。

そんな経緯から、今回思い切って屋根融雪にすることを決心されたそうです。

新築住宅はもちろん、既存住宅でも
雪のお困りごとは私たちがご相談に乗ります。

フリーダイヤル 0120-028-119 まで
どうぞお気軽にご相談ください。

【 屋根融雪・せっぴ防止 】新潟の雪もラクラク融ける!既存住宅にあと施工も可能。せっぴ防止には電気ヒーターネット式屋根融雪

新潟県長岡市のY様より
「大屋根北側のせっぴが隣家に落ちる」
とご相談を頂きました。

長岡市は新潟県第二の都市で人口約28万人。
2月の最深積雪量は77㎝です。(1991-2020)

周辺の景色を眺めても結構な積雪量です。

当初は温水循環式を考えましたが、
対象範囲が北側のみということもあり
対象面積が屋根の一部分だったので
軽装備で済む電気ヒーターネット式としました。

電気ヒーターネットはせっぴ防止などに適しており、
軽量なうえ、既存建物にあと施工が可能です。

サーモグラフィの映像を見ても、
ネットの場所だけが池のように
スポッと融けています。

夜中やお出かけの際も自動運転を行う
降雪検知センサーも組み合わせました。

「今年からはせっぴ、ツララで
お隣に迷惑をかける心配がなくなって
本当によかったわ!」と
喜びのお声を頂きました。

お客様が雪のお困りごとから解放され、
私たちも本当にうれしい限りです。

新築住宅はもちろん、既存住宅でも
雪のお困りごとは私たちがご相談に乗ります。

フリーダイヤル 0120-028-119 まで
どうぞお気軽にご相談ください。

【 路面融雪 】お年寄りにも子育て世代にも優しい福祉施設!温水循環式ロードヒーティング(路面融雪)で冬を快適に過ごす。 | アップルとおかまち(新潟県十日町市)

「アップルとおかまち」は新潟県十日町市という、
日本屈指の豪雪地において
「子ども」「子育て世代」「高齢者」
の3世代が交流できる複合施設として建築されました。

十日町市の積雪量は時として2mを超えることもあり、
特にご高齢者、お子様連れという
交通の利便確保が求められる利用者に配慮して
前面道路からピロティまでのアプローチ、及び駐車スペースに
温水循環式ロードヒーティング(路面融雪)
を敷設してあります。

人手不足の昨今、求人募集をしても
なかなか採用が難しい経営環境において、
冬季間の除雪人員確保はなおのこと困難を極めます。

多くの施設管理者が頭を悩ませておられることでしょう。

新築施設はもちろん、既存施設でも
雪のお困りごとは私たちがご相談に乗ります。

フリーダイヤル 0120-028-119 まで どうぞお気軽にご相談ください。

参考:「アップルとおかまち」 http://www.apple-tokamachi.com/outlin…

配管の膨張にご用心!

平成2年ごろに新築したお客様より「床下で水漏れしている」とのご連絡を頂き、現場へ駆けつけました。すると、壁内に設置してある温水のさや管を伝って床下へ漏水していることが判明。 こちらでは給水・給湯を「さや管ヘッダー工法」で施工してありました。

壁内のヘッダーです

さっそく台所の床下収納へ揚水ポンプを設置して溜まり水を排水すると共に配管を更新して修理完了となりました。

排水中の様子です

今回撤去した配管の写真がこちら。

漏水のあったポリブテン管
わずかに線のようなものが見えます
配管の曲がりなりに力を加えるとパックリと口が開きました

こちらのポリブテン管は施工が簡単で耐熱性に優れ、樹脂管なので腐食に強く衛生的で安心です。また「巻き物」と呼ばれるロール状の荷姿で納品されるほど柔軟性に富んだ配管なのですが、長年のご使用に伴って配管の伸縮疲労が蓄積し、部分的に座屈を生じたのかもしれません。気になったので配管の線膨張率を調べてみました。

管種
線膨張率10℃~50℃、1mあたり膨張長さ
銅管 17.7×10^-6/K 0.7mm
ポリブテン管1.5×10^-4/K6mm
架橋ポリエチレン管 1.4×10^-4/K 5.6mm

配管の固定点から固定点までが4mだったとすると、銅管の場合2.8mm程度の伸びなのですが、ポリブテン管では24mm(2.4cm、約10倍)の伸びになります。軽く、軟らかく、施工しやすく、価格も手ごろな樹脂管ですが、経年による脆化(堅くもろくなること)との影響もあって今回のような事故が起きるようです。

北越融雪では屋根融雪で同様の漏水が起きないよう、温度変化に対する膨張特性に優れた肉厚なまし管を使用しています。どうか安心してご相談ください。


除雪中の事故にご注意ください!

 屋根の雪下ろしや家屋周りなどの除雪作業中の事故が多発しています。
 2022年1月27日までに、新潟県十日町市内において除雪作業による被害は死者3名、重軽傷者17名となっていますが、その多くは屋根やはしごからの落下や除雪機によるものです。
 除雪作業時は、特に次の注意事項をお守りください。

【除雪機械の安全利用】
・機械に詰まった雪を除去するときは、必ずエンジンを停止する。
・安全装置を器具で固定したり、ひもで縛ったりして無効化しない。

【落雪・転落に気を付けて】
・はしごを掛けるときは、倒れないように固定する。
・はしごの昇り降りは慎重に、屋根に移るときは特に注意する。
・ヘルメットを着用し、高所での作業は命綱や安全帯を使用する。

【一人でしない】
・一人での作業は、発見が遅れ重大事故につながりやすい。
・やむを得ず、一人で行う場合でも、事前に家族や隣人に声をかける。
・携帯電話など連絡できるものを持つ。

◎除雪機安全協議会
http://www.jfmma.or.jp/jyoankyo.html

突然の訪問

大橋です。おととい、ショールームで打ち合わせをしていると小千谷市のH様が来社されました。

H様「大橋さん、ご無沙汰していましたね。実はこの写真を見てもらいたいと思って持ってきたんですよ」

と、USBを差し出されます。これまでの経験上、こういう時は大概

「思ったように融けていない。もっと良く融けるようにしてくれ!」

というご苦情である場合が多いものですから、多少顔を引きつらせながら

大橋「かっ、かしこまりました。さっそく拝見させて頂きます!」

と、お預かりしたUSBをパソコンに差し込み、おそるおそるフォルダ内の画像ファイルを展開しました。

それが…こちらです。

車庫前を灯油ボイラで融雪させて頂いています。
車庫間口より左右にゆとりをもって融雪したため、お車の出入りにも窮屈さを感じません。

…あれ?良く融けている。

H様「いやね、あんまりきれいに融けていてうれしいもんだから、他のお客様にも紹介してもらおうと思って持ってきたんですよ」

と、マスクの向こう側で顔をほころばせながらご説明してくださいました。

大橋「ありがとうございますー(泣)!」

こんなお客様とお付き合いさせて頂いている私たちは本当に幸せ者です!

H様、これからもどうかどうかよろしくお願い致します!

【 マニュアル 】 灯油配管のエア抜き手順

降雪期に入ると、融雪装置をご使用中のお客様から「雪が融けておらず、コントローラから『ピー・ピー』と警報が鳴っている」というお電話を頂くことが度々あります。

多くの場合、
(A)連続降雪により灯油が減り、タンクが空になっている
(B)「もう少し降るまで融雪は動かさないでおこう」と灯油配管のコックやバルブを閉めていた
というケースに該当するようです。

ボイラーの中には「電磁ポンプ」という灯油を噴射するための加圧ポンプが内蔵されているのですが(A)タンクが空だったり、(B)コックが閉まっていても、ボイラー始動時には配管内の灯油を一生懸命を吸おうとするため配管内が真空状態になり、灯油を補充したりコックを開いた後も配管内に空気溜まりが生じてうまく着火できない状態になることがあるのです。

ボイラーは着火しようとして火が点かないと「不着火」の警報を出し、当社の融雪コントローラはこの信号を受けて音と光でお客様に異常をお知らせするようになっています。

いったんこの警報が出た場合の対処方法ですが、ボイラー内の「オイルストレーナ」で「エア抜き」作業を行って頂くことになります。

基本的には

  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • ウエスまたは古新聞

があればできる、簡単な作業です。作業手順は以下の通りですので、お困りの際にご活用ください。