【融雪】雪下ろしの安全は…『はじめの一歩』で

これだけ文明が発達した今日にあっても 雪下ろし・除雪時の事故はなかなか撲滅できていません。やはり大雪の年は雪による人的被害件数が顕著にグッと増えるのですが、比較的少雪であった2019(平成31)年度でも全国で700名近い方が死傷しています。

当社(北越融雪)ではこれまで30年以上に渡りこれらの災害を根絶したいという願いを込めて屋根・路面の融雪を設備して来ましたが、それでも経済面・環境面を考えて雪下ろしのため屋根にのぼる方は一定数おられるのが現実です。

…そこで私達は考えました。

「どうしても屋根にのぼらなければならないなら、安全にのぼれるようにすればいいのでは?」そんなアプローチの一つとして、ハシゴから屋根に乗り移る場所だけ、1m×1mほどの広さで雪を常時融かす設備をご紹介します。その名も…「はじめの一歩」です。

これがあれば安全に乗り移りができるはず。

実際に今回の雪で稼働させてみたところ、スポット状に四角く雪が融けていました。

面積も小さく、消費電力も100V-300Wですから、1シーズン仮に450時間通電したとして電気代は4,000円ほどです。これを安全ハシゴ「ハードルラダー」と組み合わせれば
ハシゴの転倒や乗り移り時の事故は今よりグッと減らせるのではないかと考えています。瓦棒葺き、横一文字葺き、折板葺きの板金屋根には取付けOK。お困りの方はぜひ一度ご相談ください。

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