住宅の雨樋(軒樋)に落ち葉が舞い込むと雨水の流れが悪くなったり、時には縦樋に流れずに溢れてしまうこともあるようです。
また、雪が降る地域では軒先に滑り出した雪の塊(雪庇、せっぴ)が雨樋を曲げてしまったり、雪庇からしたたる融雪水が凍ってツララを作ったりと、雨樋にまつわる悩みはつきません。
そんな問題を解決してくれるのが元旦ビューティー工業の「元旦内樋」。
元旦内樋の設置イメージ。
雨水だけが内樋表面の溝から角樋に流下し、
落ち葉は表面に残っていずれ吹き飛ばされます。
北越融雪でも融雪水(雪を融かしたことで発生する水)が冷たい雨樋に流れ込んで再凍結し、せっぴやツララの原因になることに長年悩み、改良を繰り返して「雨樋凍結防止配管」という工法を採用しているのですが、この雨樋を使うと「ひょっとして凍結防止配管も不要になるかも?」と期待しています。
軒先にせりだした雪庇の先端から
鋭利なツララが成長している様子です。
融雪水の再凍結を防ぎ、せっぴ・ツララを防止する「雨樋凍結防止配管」です。
施工状況はこちらから…
既存の軒先に水糸を張ってレベル出しをします。
水糸に沿って金具を配置したら角樋を取り付けます。
取付が完了すると、雨樋のカバーはこんな風に見えます。
端部はキャップで塞ぎます。底面が広いため、排水もスムーズです。
雨樋を支持する金具は@240mmピッチで細かく入っているため、
雪庇がかぶさっても曲がりにくい構造です。
仕上がりもシャープで違和感がありません。
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