新発田市の雪と電気ヒーター融雪

新潟県の中でも山形県寄り、新発田市に行ってきました。これまで40年以上新潟県民として暮らしてきた印象としては新発田市の雪は十日町市の半分くらい、と思っていたのですが、新潟県が公表している「垂直積雪量」によれば

  • 地域名:旧新発田市(山間部を除く)、旧加治川村
    垂直積雪量:130センチメートル
  • 地域名:旧新発田市(山間部)
    垂直積雪量:200センチメートル
  • 地域名:旧豊浦町
    垂直積雪量:140センチメートル
  • 地域名:旧紫雲寺町
    垂直積雪量:120センチメートル

とのことですので、山沿いでは十日町市(330㎝)の約7割程度ということになります。

今回の記録的寒波では新発田市にも大量の雪が降り、道沿いの住宅屋根にはおよそ70~80㎝の雪が積もり、道路は除排雪のトラックが行き交うため渋滞していました。

今年の春3月に新発田市の山沿いで無人施設の構内を電気ヒーター融雪させて頂いたのですが、積雪センサーにより長時間通電加温していた効果もあり、比較的よく消えてヒーターマットが露わになっていました。

ヒーターマットでは1時間当たり2.5㎝程度までしか融かせないので、連続して大量の降雪がある場合などは追いつかずにどんどん積もってしまうことも少なくないのですが、そんなときも積雪センサーと組み合わせるといずれ降雪量が少なくなってきたころに追いつくので安心です。