新年度の融雪工事がスタート!

今日から4月、新しい年度に入りましたね。

北越融雪では今日から長野県信濃町の福祉施設で、屋根の雪を溶かすための配管工事を行っています。

工事の背景:

  • 施設はスキー場のすぐ隣にあり、冬は大量の雪が降ります。
  • 屋根から落ちる雪で道路が半分塞がってしまうほどで、除雪作業が大変でした。
  • そこで、来シーズンからは融雪設備に雪処理をまかせる決断をされました。

本日の施工の様子:

  • 主作業は固定金具の取り付け、屋根上配管でした。
  • 屋根に規則正しく並んだ融雪パイプが印象的です。
  • 施設の方々は、融雪設備が完成し、雪の心配なく過ごせる来シーズンを楽しみにされています。

ポイント:

  • 豪雪地帯では、雪による事故や除雪作業の負担が大きな問題です。
  • 融雪設備は、安全で快適な生活を守るために役立ちます。
  • 施設への融雪設備の導入は、施設の維持管理の面からも有効な手段です。

安全作業で工事を進めます!
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【 2月の寒波:降雪量はどれぐらいだった? 】

先ほどに続き、「森林総合研究所 十日町試験地」(森林総研)さんの情報をお届けします。

今シーズン、1月の末までは平年並みと言っても良さそうな降り具合でしたが、2月の第二週あたりからドンドン休みなく降り続き、10日間で積雪が125cmも増えたという観測結果になっています。

同じような降り方だったのが1995-96(平成7-8)年(赤いグラフ)です。

このデータは津南町のものですので同一視はできませんが、累計降雪量1,667cm、消雪日5月2日となっています…☹️

今年の春は雪に踏まれて美味しい山菜が食べられることを楽しみに、この冬を乗り越えたいものです。

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【 雪の重さ:1㎡あたり840kg! 】

十日町市には「森林総合研究所 十日町試験地」(森林総研)という施設があり、毎年降雪・積雪に関する統計データを公開しています。

先ほど森林総研さんのサイトを覗いたところ、2/17現在の屋根雪情報が紹介されていました。

もしも今シーズンの降りはじめから一度も雪降ろしをせずに居た場合、屋根雪の重さは1m2あたり840kg(!!)にもなるそうです。

まさかそんな心臓の強い方は居ないと思いたいところですが、管理者不明の空き家などは雪の重みで潰れてしまう危険もあります。

「たかが雪」
と思わずに、雪の管理はこまめに行って建物を守るとともに、周囲の道路や通行人にも危害の内容にしたいものですね。

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【 大盛況でした:第76回十日町ゆきまつり 】

2月15日(土)、16日(日)の両日、十日町市雪まつりが開催されました。

「雪まつり」といえばテレビニュースでは「さっぽろ雪まつり」がおなじみですが、実はどちらも昭和25(1950)年から続いています。

十日町雪まつりのほうがほんの数日先に開催されたそうで「日本最古の雪まつり」とされているそうです。

先日の記事にも書いた通り、北越融雪ではピザ屋さんとして出店しましたので、当日の賑やかな様子をご紹介します。

今年は2月に入ってから連日の大雪続きで、10日間で1.2m以上の積雪増となりましたが、雪まつりの両日は素晴らしい好天と大勢の人出に恵まれました!

好天に恵まれた1日目の会場。
1日目の開店準備中。まだ元気です。
さあ、ガンガン焼くぞー♪
焼き上がりバッチリ!
2日目の開店準備中。連続登板のシェフ3名は疲労の色が隠せません(笑)
北越融雪のマスコット「ほっくん」の歓迎看板と共にパチリ。
雪だるまのぼうしがキュートです!
イタリア、コモ市から十日町市に国際交流員として派遣されている、ロベルトヴァッカーニさん。
ひさびさのピザに舌鼓を打ってくれました!
日夜街づくりに力を尽くしている、十日町YEGのお二人。
ピザたくさんお求めいただきました!
娘さん、雪だるまが良くお似合いです!
ピザの待ち時間、シャッターチャンスを頂きました!
仲良しファミリー全員雪だるまになっちゃいました!
寒さ対策しながらおしゃれもバッチリです!
こちらの二人も素敵な笑顔です!
宮幸酒店福納店長、お買い上げありがとうございました!
ピザ窯のガス補充に来てくれた村熊商店の奥さん!素敵な笑顔でワンちゃんを散歩しているかのようです(笑)
仲良しのお友達でパチリ!
夜になっても会場の熱気は冷めやらず、大賑わいです。
当社社員さんご夫婦と。

昨年に引き続き2回目の出店でしたが、スタッフ自身が大いに楽しませていただきました。 早くも来年が楽しみです(笑)

ご来店いただいた皆様、スタッフを支えてくださったご家族の皆様、
ご協力いただいた皆様、 本当にありがとうございました!

【 雪まつり限定:ピザ屋さん出店します 】

【第76回 十日町雪まつり】
ブースで販売するピザを発表します!

先日、ご案内した雪まつり出店ですが
今年は2種類のピザを販売することになりました🍴
是非ご賞味ください🍕

先日、ご案内した雪まつり出店ですが
今年は2種類のピザを販売することになりました🍴
是非ご賞味ください🍕

①チーズ🧀&トマト🍅:1,100円
グラナパウダー(粉チーズ)の香りが食欲をそそる!
正統派のおいしさを存分に堪能下さい😋

②フルーツ🍑&マシュマロ (数量限定):1,100円
デザートピザにチャレンジ!🌝
とろけるマシュマロとチョコレートのハーモニー⛄️

◎開催日時
2025/2/15(土)10:00~21:00
2025/2/16(日)10:00~15:00

◎出店会場
メイン会場スノウリッチパーク内
(十日町市西小学校グラウンド)

【 施工事例:屋根融雪 ステンレス露出配管工法 】

11月も中旬を過ぎ、融雪施工のピークを迎えています。

写真は既存住宅の屋根雪対策でステンレス(SUS)露出配管工法を適用した事例です。

屋根融雪の施工では板金仕上材の状況によって
・板金が古くて傷んでいるので、この際新しくしたい
・熱効率を高くしたい(燃費を低く抑えたい)
・意匠性(見た目や美しさ)を優先したい
・施工期間に余裕がある(雪降り間際でない)
などの条件が揃っていれば板金をめくる「銅管隠ぺい工法」を選択しますが、
・板金が新しい(またはステンレスなど将来も傷む心配がない)
・熱効率を多少犠牲にしてもよい(燃費最優先ではない)
・意匠性(見た目や美しさ)を多少犠牲にしてもよい
・施工期間に余裕がない(雪降り間際である)
などの場合は「ステンレス(SUS)露出配管工法」を選ぶ場合があります。

露出配管工法では軒先だけ、など部分的に融雪機能を追加したい場合にも柔軟に対応することができます。

お気軽にご相談ください。

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2402051118

大橋です。

近年は福島・群馬・長野と様々な地域から融雪のご相談を頂くようになりました。

その中でも今回は群馬県みなかみ町の温泉旅館さんでお世話になった事例をインタビュー動画にまとめましたのでご覧ください。

舞台は湯檜曽(ゆびそ)温泉にて「天空の湯 なかや旅館」。

温泉旅館を経営している人なら誰でも一度は
「お風呂の縁からあふれるお湯をただ捨てるんじゃ勿体無いな~」
と思ったことがあるはず。

雪国ではこの排湯(はいとう)を集めて玄関や駐車場、時には屋根の雪対策に使うことも珍しくありません。

ただ今回のなかやさんは屋根の面積も大きく、大雪のときには使える排湯のボリュームにも限りがあるものですから、雪が一番吹き溜まる中庭に面した屋根は社長みずからが危険を顧みず雪おろししていたのだとか。

「若い時ならいざ知らず、この先あと何年これを続けられるだろうか…」

そんな考えがフッと頭をよぎった時、何年か前に勉強会でご一緒した当社のことを思い出して頂き、お声が掛かったのでした。

実際に工事が完了し、初雪を迎えた頃はセンサーが降雪をうまく捉えられず、欲しいタイミングで融雪システムが稼働しないという若干のトラブルもありましたが、センサー持ち出しアームを長いものに交換することで無事解決。

融け具合も上々とご満足いただいています。

「1シーズン終わってみないと燃料代が幾ら掛かったか分からないから、
 本当の評価はそれからだね(笑)」

とちょっぴり厳しいお言葉も頂きましたが(汗)、本当に良い御縁を頂いたと感謝しております。

これからも末永く宜しくお願い致します。

危険な雪おろしからやっと解放 | 群馬県みなかみ町 | 温泉旅館の屋根 部分融雪

こんにちは、大橋です。

「今年はスーパーエルニーニョがやってきて暖かい冬だから雪はふらないヨ…」

去年(2023年)の夏ごろ、そんな話を幾人かの方から耳にしました。

たしかに年末年始は道ばたの積雪も10cm程度で、近所に出かけるのであればサンダル履きでも大丈夫でしたので、

「やっぱり今年は少雪だナー」

と思っていたのですが、ここへ来て雪マークが連続して見られるようになりました。

┃ エルニーニョ現象とは

エルニーニョ現象が発生すると、熱帯太平洋の東部で海面水温が平年より高く、西部で海面水温が低くなります。 この水温の変化によって、通常は熱帯太平洋の西部で活発な対流活動が東に移動し、インドネシアや南米の北部では平年より雨が少なく暖かくなります。 また、熱帯からの大気の変動を通して、日本では冷夏、暖冬となる傾向があります。(出典: JAMSTEC )

出典: JAMSTEC

…ということで暖冬になるわけですが、日本海を流れる対馬海流(暖流)の温度も例年より高めになることが知られており、これにより海面から蒸発する水蒸気量も多くなる傾向があるようです。

┃ 雪が降ってくるのは

雨や雪が降ってくるのと似た現象をお風呂場で見ることができますが、湯船と浴室の温度差が大きいとモクモクと湯気が立ちますよね。これが冷たい天井で冷やされると凝結して(結露)、やがてポタリと背中へ落ちる…と言うのが雨や雪の降ってくる仕組みです。

暖冬でも、というより暖冬だからこそ、雪の種というべき水蒸気はモクモクと立っているので、冬型の気圧配置と呼ばれる「西高東低」になるとシベリアからの寒気団が上空の水蒸気を一気に冷やして短時間に大量の降雪を生み出す場合があるのです。

┃ 雪は厄介者?

時として私たちの快適な暮らしを妨げる厄介者のように思われがちな雪ですが、空気中のちりを捉えて包み込むことによって空気を清浄化したり、雪解けのときにはゆっくりと大地に染み込んで豊かな水資源をもたらしたり、という恩恵ももたらしてくれています。

世界的な人口増加が続いていますが、将来は石油資源ではなく水資源を争うようになると考える識者もいるようです。日本に豊かな水をもたらしてくれる地形・気候に感謝しながら雪を迎えたいですね。

ペレットストーブのトラブル対応にお伺いしました

最低気温がひとケタの日も増えてきてストーブを使い始める方が多くなる時期となりました。

「北越融雪さんの設置したストーブでトラブルのようです」とメーカーさんからご一報をいただきお客様のお宅へお伺いしたお話をご報告します。

ご連絡を受け、お客様宅へ到着すると
建物の中より焚き付けするときのくすぶっている煙特有のにおいが・・・。

お話を聞いたところ、朝から3度、着火を試しているとのことで

ポットには白い煙を立ち昇らせる火種が残っていて、そこから建物内へ煙が充満しているようです。まずは煙の元を断つために濡れたウェスに包み、屋外へ持ち出し確認しました。

ペレット下に給気口をふさぐように燃えカスが見えます。お客様へどのような着火材をご利用なのか確認をしました。

すると着火材として市販の文化たきつけと、ちぎったトイレットペーパーの芯を使用しているとのことでした。取り扱い説明書では紙類使用不可との記載があるので

今後の使用方法について推奨着火材をお勧めいたしました。さらに確認を進めたところ排気ファンが軸から脱落していることから、そもそも排気ファンが経年劣化で故障したことが原因で着火しない・できない状態でした。

排気ファン交換の段取りを行い、お客様へご説明、本日の作業は終了となりました。お伺いしお話することで使い方やトラブルの原因が見えてくるので、お困りの際は気軽に問い合わせいただければと思います。

「もう、雪おろしやめましたヨー!」父親想いの息子さんと選んだ【屋根融雪】│新潟県十日町市

大河「信濃川」が悠々と流れる新潟県十日町市は、人口約5万人のまちです。

以前は「魚沼産コシヒカリ」や「絹織物」が有名でしたが、近年では里山と現代アートの祭典「大地の芸術祭」にも人気が高まり、例年多くの観光客が訪れます。

十日町市を語るうえで欠かせないのが、同市が「豪雪のまち」だということです。

長野県境の山脈により堰き止められた雪雲は、時として日量1mもの降雪をもたらします。

平年並みでも2mを超える積雪は時として交通網を遮断し、住まいや人々の暮らしを危険に晒すこともあるため、この地域で暮らす人々は古くから「雪との闘い」を余儀なくされてきました。

今回は十日町市のK様のエピソードです。

以前は体力に自信があり、重い荷物を背負って海釣りに出かけるほどでしたが、コロナワクチンの接種後に体調不良となり入院をしてから、息子さんたちに屋根融雪について勧められるようになりました。

K様とその息子さんたちは、様々な方面で業者を調べ、地元十日町市の「北越融雪」に出会いました。

屋根の雪おろしでは、大屋根から小屋根に降ろした雪を再度地面に落として片づける、といった作業を何度も繰り返す手間が大きな負担となっていたため、屋根面で直接雪を融かしてしまうのが最良のやり方だと考えたのです。

実際に1シーズン屋根融雪を使ってみたところ、高所での危険作業がまったく無くなったうえ、肉体的負担が激減しました。

従来は地面に落とした雪を「除雪機」で処理していましたが、雪おろしの負担が減った分、運動不足になることを心配したK様は、「スノーダンプ」を使用して近くの川まで雪を運んで流すことにしました。

結果として今シーズンは除雪機の出番もなく、息子さん達も「お父さん、本当に良かったね」と喜んでくれています。

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■ 北越融雪株式会社

http://www.hokuetsuyusetsu.com/

■ 屋根融雪

http://www.hokuetsuyusetsu.com/wp02/index.php/snowmelting/snowmelting-roof/

■ 融雪総合カタログ

http://www.hokuetsuyusetsu.com/wp02/wp-content/uploads/2023/04/company%20brochure.pdf